2016年9月26日月曜日

4年前から支払いを延滞しています

先日、以下のようなお問い合わせをいただきました。

「時効の援用の件でご相談があります。

不在票が入っていてまだ受け取ったわけではないのですが、裁判所からの手紙が来たようです。心当たりがあるのは、とある大手の消費者金融から借りていて、4年前から支払いを延滞しています。

少し前に、その会社から催告書も来ていました。時効の援用は可能でしょうか?」

時効の援用については、先日も書かせていただいた通り、最近お問い合わせがとても多いです。

原則として、最終取引日(最新の借入日又は最新の返済日のうちで、遅い日)から、5年で時効となります。

単に期間経過しただけでは、法的な支払い義務は無くなりませんので、内容証明郵便で時効の援用通知を送らなければなりません。

例外として、裁判(訴訟等)が確定していますと、判決等が確定してから10年となります。

また、催告がありますと、時効期間が6ヶ月延長され、催告から6ヶ月以内に裁判を起こして、時効を中断させることができます。

ご質問内容によりますと、延滞してから4年とのことですので、まだ時効期間が経過していない可能性があります。

また、催告が来てから、訴状等が届くということは、催告による時効期間の延長を狙っているのかもしれません。

裁判所からの特別送達を受け取られたのち、催告書や訴状等を見せていただきながら直接ご相談して下されば、もう少し詳しいことが分かると思います。

過去、当事務所で取り扱った時効関係のご依頼では、時効の援用が可能なケースの方が多かったですが、中には時効期間が経過していなかったということもありました。その場合は、任意整理や自己破産など他の方法を検討します。

時効かもと思われましたら、支払ってしまう前にご相談ください。

【相続手続・遺言作成・過払い金返還・時効援用】
辻堂・茅ヶ崎 司法書士 司法書士 湘南法務事務所